10年経ったマスクは使えるのか

サージカルマスク

マスクが余ってきた

巷ではマスク不足が解消されてきたというニュースを良く聞くようになりました。
確かに、ミゲル・デ・セルバンテスの小説と同名の“驚安の殿堂”の店頭で山積みにされたマスクの箱を見掛けるようになりました。

ここで注意が必要なのは、そのスペック表記です。きちんと、例えばカケンテストセンターのテストを受けてスペック表記しているマスクならば安心ですが、どこでテストしたのか記載されていないもの、スペック表記そのものすら書かれていないものもあり、あんまり仕事で着用したくないような製品が多いように思います。
もっとも、現在はマスクが余ってきた所為か、カケンテストセンターでは検査依頼が殺到した為に試験受付を中止しているようです。

在庫のマスクで十分だった

そんなマスク流通量の増減を尻目に、うちでは10年ぐらい前に買ったマスクを筆頭に在庫だけで何も困らずに診療を行っています。
もっとも、湯水の如く消費するようなやりかたではなく、8枚ほどのマスクをウイルスが不活化したと思われる(あくまでも想像)間隔でローテーションして使い回していますので、そのストックもあんまり減りません。しかも、緊急以外の治療は先送りしていますので、尚更です。
結果的に数量はストックしたマスクで十分だったわけですが、はたしてストックしてあった昔のマスクでも十分なスペックが維持されているもんなのか、ちょっと気になります。

10年経ったマスクは使えるのか

10年前のマスクにもいろいろありまして、品質表示の無いものもあればPFE98%とかっていう、今でも立派に通用するようなスペックのもの、高性能マスクとして崇められているN95を謳ったものもあります。

あんまり信用できない国の研究機関が発表した10年前のN95マスクは性能が著しく落ちているという話を又聞きしましたが、実際はどうなんだろう?(全く信用してない)と色々調べてみました。
すると、ヨシダ製薬さんが運営する医療情報サイトにN95型使い捨て式防塵マスク21製品についての実験結果の翻訳記事が掲載されているのを見付けました。
そこでは、(保管条件によるけど)10年間保管されたN95型使い捨て式防塵マスクの大部分は有効な濾過性能を有する可能性が高いという事が結論付けられています。

この話はN95マスクについてなんですが、フィルターに関して言えば高スペックのサージカルマスクと同じですから、サージカルマスクにもこの結論が当てはまる筈です。
・・・と信じて、うちではストックしてあるマスクを消費している次第です。

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