エアリズムマスクについて
発売当日、買いたい人達が長蛇の列を作ってしまって「本末転倒!」とまで言われたユニクロのエアリズムマスク。当然、並ぶの嫌い待つの嫌いじっとしてらんない僕なんかでは買えなかったのでレビューを書くことができませんが、テレビで装着した人の様子を見たり、評判を聞いたり、ユニクロのアナウンスを読んだりすればある程度の事は分かります。
エアリズムマスクは買い
まず、エアリズムマスクを発売する前に出したユニクロのアナウンスを読めば、買っても良いと思う理由が明確です。
エアリズムマスクは夏用ではなくオールシーズン用であるなんてアナウンスはどうでもいいんです。大切なのはエアリズムマスクのスペックの説明で、「カケンテストセンターで調べたらBFE99%以上だけど、繰り返しの洗濯で95%まで落ちます」という旨の話です。
得体の知れない中華なマスクが横行したり、BFEって何?な手作りマスクが人気の中、カケンテストセンターのお墨付きですよ。しかも洗濯可能と言うだけあって洗濯後の性能低下まできちんと調べるなんて、なかなかできる事じゃありませんよ。信頼性の高さを物語っています。
そりゃ、BFE99%だけじゃ、そんなに高い性能じゃないですけど、ちょいとそこらにお買い物程度ならば全く問題なし。ウイルスを拡散させないという目的ならば更に文句なし。
巷の評判
思ったより息苦しいとか、ペコペコするという声が聞かれます。コメントしている人はちょっと不満な様子ですが、スカスカでモレモレじゃない証拠じゃん!と思います。

「息がしやすい=低性能」とは言いませんけど、フィルター性能の高さが窺い知れます。尤も、もうじき通気性が良いのにフィルター性能が高いマスクが出るらしいので、そうすると息のしやすさと性能は分けて考える必要が出て来ますけど。
鼻の両脇や両頬、顎の下辺りに隙間があるとフィルターを通過せずに空気が出入りしますので、息がラクな筈です。なので息苦しさは密閉性の高さも表しています。ペコペコするという評価を見ても密閉性は高く、BFE99%のフィルター性能をフルに発揮している事が分かります。
慌てる必要ない
あなたの持っているマスクがPFEやVFEが高確率で、残りの枚数に余裕があるならば、ユニクロのエアリズムマスクを買う必要は無いかもしれません。BFEの高確率なマスクをお持ちの方も、慌てる必要はありません。
ユニクロのエアリズムマスクは信頼性の高い商品だと思いますが、焦って買わなきゃいけないほど特別なマスクではありません。
今使ってるマスクの残りが寂しくなった時にエアリズムマスクの供給が滞っていなければ、買う事を検討しても良いんじゃないでしょうか。
