歯にお困りの方が、今!知りたいこと

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むし歯の状態を表す分類としてCO~C4がありますが、これを一般の方が知ってもあまり意味が無いと思っています。
なので『症状から推察するむし歯の状態と治療法』という、逆引き記事を書こうと思っていますが、その前にお話ししておく事があります。

歯にお困りの方が今知りたいのは下記目次の事ではないでしょうか。

放っておいて大丈夫?急いで歯医者行った方がいい?

放っておいても「大丈夫、そのうち治る」と言えるお口の中の病気はあまりありません。

例えば口内炎は1週間我慢すれば治りますけど、悪性腫瘍との区別は素人には付きにくいと思いますので、早めの受診をお勧めします。「なかなか治らないんですけど」と言いながら受診するより「昨日から痛くて」と受診した方が安心できますよね。

急いで歯医者行っても「しばらく様子を見ましょう」とかって言われる事もあるかもしれませんけど、それは放っておかれるわけじゃなくって、経過を見て新たな情報を得るという治療の一環ですから、患者さんが独自の判断で放置して様子を見るのとは訳が違います。

我慢ができなくなるまで待ってて、良い事は何もありません。
大体、すぐに予約が取れてその日のうちに診て貰えるとは限りませんし、痛くなったり腫れたりした個所って麻酔が効きにくくなる傾向がありますので、早期であれば辛くない処置でも放置していた所為で痛い思いをする事になるかもしれません。

「もっと早くに来てれば・・・」って思ったり言ったりする事、いかにも“あるある”ですけど、実際に”あるある”です。

要するに、「気になったら歯医者に行って下さい」っていうか「気になる前にかかりつけの歯医者に定期的に行く習慣を付けて下さい」としか言えません。

もちろん、僕はどこの分野の定期健診も受けていませんし、よほどの事が無いとお医者さんに行きませんので、「放っておいて大丈夫?急いで歯医者行った方がいい?」っていう患者さんの気持ちは十分に理解できますけど。

歯医者に行ったら何されるの?痛い?

まずね、「何される」って言い方を改めましょう。歯医者が勝手に嫌な事を無理矢理やるわけじゃなく、病気を一緒に治していくという姿勢が大切です。
「麻酔しますけど、いいですか?」とか「レントゲン撮りますけど、いいですか?」とか、いちいち同意を取らないと危なくてやってらんない世の中ですけど、必要な事なのでやるだけです。患者さんにとって不利益になる事は基本的にやりません。
一方、世の中には唯一の正しい道というのはなかなか無くって、「良い点もあれば悪い点もあって一長一短」という事も多いですよね。歯科に於いても同じです。「比較するとこっちの方が良いに決まってる」という事もありますけど、「どれをやっても似たようなもので考え方次第」という選択肢も多々あります。そういう場合には選択肢を患者さんに提示した上で治療を進めていく事になります。

要するに、歯医者は患者さんの依頼によって病気を治すお手伝いをするだけです。

ただ、僕も歯医者は怖いです。3番目ぐらいに怖いです。
1番怖いのは眼科。目の直前までスポイトの鋭利な先を突き刺すように近付けて放り込むように点眼する眼科医のその動き!その際、静かに後ろに回ってタイミングを一致させて頭を押さえる看護婦さんのその動き!!
2番目に怖いのは耳鼻科。眼科とほぼ同列と言って良いほどのものです。昔図鑑で見た『ミイラの作り方』に出てくる、脳みそを掻き出す時に鼻から入れて使う道具のように微妙な湾曲を持った器具の先に綿を巻き付けて、今、目の裏側あたりに届いてるんじゃない?というほど奥までグリグリっとやる治療!思わず「はがが」と声が出ます。
歯医者が3番目で留まっているのは、ひとえに知識のお陰です。何をされるのか・・・もとい、どんな治療をしてくれるのかが事前に分かっているので、心構えができるからです。
知識の無い頃の僕は、歯医者がいちばん嫌いでした。

そんなわけで逆引き記事を書こうと思った次第ですので、ご期待下さい。

で、「痛い?」っていう質問ですが、何の慰めにもならないでしょうが、こう言うしかありません。
「近年ではずいぶん痛くなくなりました」
「痛みを我慢させることはありません(僕は)」
「早く行った方が痛みが少ないです」
これについての詳細は、いずれ別記事でお話ししようと思います。

どのぐらいお金かかるの?

いちばん難しい質問が、実はこれでしょう。
幅が大き過ぎるからです。なので、ここはあっさりと終わります。

建前として、健康保険に加入していない日本人はいない事になっていますが、ごくたまに保険証を持ってない方がいらっしゃいます。
そういう場合には全額自己負担で頂戴するしかありませんので、治療内容や検査内容によりますが、けっこう高額になる場合も考えられます。なるべくお金が掛からない方法をチョイスするよう心掛けはしますけど。状況が許すならば、当日は最低限の治療(応急処置)を行って、後は保険に入って保険証が届いてから行いましょうという場合もあります。

とりあえず、健康保険に入っている場合、初診時に窓口で支払う自己負担分は2~3千円程度でしょう。この幅は、もちろん治療や検査の内容によって多少上下しますが、健康保険証を持っていて保険診療を行った場合は、1万円札が必要になる事は無いと思います。

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