歯科材料屋さんがマスクを寄贈してくれた

マスク箱

某歯科材料屋さんがマスクを寄贈してくれた

どっかでニュースになりましたので、ご存知の方がいらっしゃるかもしれません。
「歯が好き過ぎ」なネーミングの歯科材料屋さんが歯科医師会を通じて全国の歯医者にマスクを差し入れてくれました。ありがたいことです。

歯科医師会を通じてなので、歯科医師会に入っていない歯医者さんには届いていません。
歯科医師会に入る入らないはここで語るべき話ではありませんので割愛しますが、歯科医師会に入らずとも歯科医院経営はできてしまうので、近年は入会しない歯医者さんが増えています。
新規に開業する歯医者さんや既に開業しているけれど入会していない歯医者さんに歯科医師会に入るメリットが見えにくい中、こういう分かりやすい形で実利があるのは良いことだと思います。

この材料屋さんで買ったマスク

新型コロナウイルスの一件でマスクが入手困難になった後、実はこの材料屋さんで2度、数日間に渡って一医療機関一日1個限定でマスクと消毒用エタノールを売っていた事があり、その両方の期間でマスクと消毒用エタノールそれぞれ計8個を買っていました。
(今は在庫切れです)

その時に売っていたマスクのスペックは割と低めで、BFE99%以上というものです。
僕のブログをご覧になってらっしゃる方ならお分かりでしょうけど、バクテリアの濾過率=BFEのみをパッケージに記載しているマスクはより高い性能を要求されるPFEとかVFEについてのテストをパスしていません。「BFEしか書いてないけど、実はPFEとかVFEだって高確率なんだ」という事は有り得ません。商売ですから、一番高い性能を示してアピールするに決まってます。

つまり、この期間に買えたマスクのスペックはさほど高く無く、飛沫は防げるけど飛沫核はスルーするという程度です。それでも使い方によっては新型コロナウイルスの感染を防げると思いますし、どちらかというと本当に欲しいのは消毒用エタノールの方で、マスクは“ついで”に買ったという感じです。

そんなマスクが50枚入りで8箱も手元にありますので、早速マスクが無いと困ってる人がいたので1箱あげてしまいました。

差し入れてくれたマスクのスペック

そんな状況でのマスクの差し入れです。
今日、差し入れのマスクが届いたという連絡が入ったので、歯科医師会事務所に電話で問い合わせてみました。
僕:「どんなマスクなの?」
事務員:「こんなマスクです」
僕の心の声:(8個も買ったのと同じスペックじゃん!もっと高性能なら欲しいけど、その性能なら余っとるわ!)
僕:「僕の分は事務局のみんなで使ってよ」

どういう風に配るのか

僕がこのブログに書くためにマスクのスペックを勉強してから、ちょっと驚いた事があります。
それは、歯医者を含む世間一般の人は、「マスクのスペックなんか気にしちゃいない」という事です。マスクなら何でもどんな風に使っても新型コロナウイルスを防いでくれると思い込んでいるフシがあります。
ひょっとして僕が神経質なの?と思うほど、みんな無頓着です。思い返してみれば、マスクのスペックなんか知らない頃の僕も同じようなものでした。

なので、買った中途半端なスペックのマスクをあげた人には「神経質な変人」と思われたくなかったので、箱ごとあげたんだから(銘柄が分かるんだから)気になったら自分で調べるだろ?というスタンスで余計な事は言わないようにしていました。

一方、材料屋さんからの差し入れマスクは、会員の元へ届く時には箱から出されて一人31枚という半端な枚数に小分けされた状態になっています。受け取った会員がもしも(僕みたいに)マスクのスペックにうるさい神経質な人だった場合、マスクの性能を調べる手掛かりがありませんので、どうしても知りたい場合は事務局へ問い合わせるか、自分では使わずに誰か神経質でない人にあげちゃうか、ですよね。
本当は歯科医師会サイドとしては「このマスクは何という銘柄で、これこれこういう試験をパスしており、これには効くけどあれには効かないので、こういう使い方をしてね」という注意書きと共に会員の先生方に配布すべきであろうと思いますけど、今、僕はそういう事をアドバイスする立場では無いので、やっぱりこっちでも余計な事は言わないようにしていました。

※写真は差し入れがあったマスクではありません

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