実は僕も知覚過敏

梅干し

最近めっきり水道水が冷たくなってきました。
この季節になると、歯磨きの後のブクブクうがいが恐怖ですね。

実は僕も知覚過敏

患者さんには知覚過敏治療や知覚過敏予防のアドバイスをドヤ顔でするくせに、実は僕も知覚過敏だったりします。
歯磨きはちゃんとやっていますので、プラークが溜まっている所為で知覚過敏がなかなか治らないという事ではありません。
大体は真冬のすごく冷たい水道水でもなんとかブクブクできる程度で、知覚過敏の程度としては軽い方だと思うんですが、条件によっては程度が強まる事があります。
では、どんな時に知覚過敏症状が強まるんでしょうか?

甘いものを食べた後

甘いものを食べると、必ずプラークのpHが下がります。普段からちゃんと磨いていますので、プラークべっとりという事ではありませんが何か食べれば必ずプラークは歯に付着します。歯医者の僕だって(他記事にある通り)不潔域には“それなり”のプラークが付いている状態になり、プラークpHは下がって酸性になります。
すると露出した歯根部の象牙質表面を軽く脱灰する事となり、知覚過敏が促進されるんだと思います。

柑橘類を食べた後

例えばグレープフルーツはpHが3程度です。歯のエナメル質はpH5.5ぐらいから、象牙質に至ってはpH6程度で脱灰されはじめます。甘いものを食べた時同様に知覚過敏が促進されるようです。

梅干しを食べた後

梅干しはpH2ぐらい。もう、胃液と同程度の酸性度です。
種抜き梅干しの菓子をコンビニで毎日1袋買って1週間食べ続けたら、知覚過敏がやばい事になりました。

歯磨剤を使った後

僕は普段は歯磨剤を使っていません。他記事にある通り、一日3回、全て電動歯ブラシを使っているので、磨き過ぎてしまう事を恐れて歯磨剤を使わないようにしているんですが、そうすると歯の表面にざらざら感が出てきたり、プラークが付きやすくなったりします。気になったらたまに歯磨剤を付けて磨く事により、歯の表面を研磨しています。

先日、全体に歯が黄ばんできたなぁ・・・と思って、1週間続けて朝と昼、歯磨剤を付けて磨くようにしてみました。夜は歯磨剤ナシです。
すると、やっぱり象牙質を削ってしまったんでしょうか、知覚過敏が強めになりました。

知覚過敏症状が強まるのは直後だけ

「何を食べたか」「何を飲んだか」が問題となる知覚過敏の促進は、飲食直後に限られます。
しばらくすると再石灰化するんでしょう、それまでとあまり変わらなくなります。
もちろん、歯磨剤を使ったら直後にブクブクするしかありません。梅干しの菓子1週間は程度がひど過ぎたので、治るのに暫くかかりました。それ以外については少し待てば治まりますので、治まってから磨けば何の問題もありません。唾液の緩衝能に問題がなければ・・・の話ですが。

体調が関係する

体の調子が低下すると、感覚が鋭敏になります。
これは、体調の悪い時に何か起きたら命に関わるので、感覚を鋭くして早目の回避行動につなげやすくするという防御反応だろうと思います。
歯の神経は痛覚しか無い為、感覚が鋭くなる=痛みの閾値が下がるという結果になります。

アイスは沁みる

水道水が沁みるのは冬場が多いですが、夏場になるとアイスが沁みるという訴えが多くなります。
アイスは勘弁してください。アイスは流石に僕だっていつも沁みます。

 

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