新型コロナウイルスに感染したら

歯ブラシ

新型コロナウイルスに感染した場合

今までは、新型コロナウイルスに感染しないようにする事ばかり考えてきました。しかし、症状が出ていないだけで既に感染していないとは言い切れません。別記事にも書きましたが、「こんなに予防に気を使ってるくせにとっくに感染してた」要するに「防ごう防ごうとするのはとんだ見当違いで、僕が本当に気を付けなきゃいけないのは他人にうつさないようにする事だった」という事態が一番恐ろしいです。

そんなわけで、既に自分が感染者で他者にうつす立場であると仮定して、今回は僕の専門分野である歯ブラシについて考えてみようと思います。

歯ブラシはばい菌だらけ

まず、口の中はばい菌だらけですので、そんな口の中で使う歯ブラシもばい菌まみれになります。
そして、歯ブラシは毛が密集しており乾燥しづらく、水で流したぐらいでは食べかす等の汚れが落ちにくく、ばい菌が繁殖するのに都合の良い環境です。

新型コロナウイルスが歯ブラシ上で増えるか否かは知りませんけど、湿った環境ですもの、電車の吊り革上で生きている時間よりも長く活動しているに違いありません(想像)。

今はコロナウイルスばかり気になっていますけど、丸い奴(コロナ)だけじゃなくって細長いニョロっとした奴とか、つぶつぶが繋がった奴とか、ネジネジな奴がうじゃうじゃいるに決まってます。

歯ブラシの洗浄

歯医者で使っている歯面を磨く回転式のブラシは、一回一回使い捨てではありません。
高圧蒸気滅菌器で滅菌するのですが、その前に超音波洗浄機という、水中で超音波の振動を対象物に与えて汚れを落とすツールを使って汚れを落とします。
この超音波洗浄機の洗浄能力は抜群で、研磨剤が付いたブラシを入れてスイッチをONにすると、途端にもわ~っとブラシから研磨剤が水の中に溶け出てくるのが見られます。
歯に接着する材料の表面に油などの汚れが付いていると接着力が低下してしまうので、接着前には必ずこの超音波洗浄機で洗浄するほど、効果は信頼できるものです。

歯ブラシを薬液で消毒

健栄製薬のサイトに、歯ブラシを100ppm(0.01%)の次亜塩素酸ナトリウムに1時間浸漬しても10本中2本から緑膿菌が検出されたと記載されています。次亜塩素酸濃度については、製薬会社ですので浸透すれば緑膿菌に十分に効く濃度なんでしょうから、密に植毛された間に浸透しにくく、効果が低かったという事なんでしょう。

そこで、前出の超音波洗浄器に次亜塩素酸ナトリウムを入れて超音波洗浄を行ったら密に植毛されてた間に浸透して除菌してくれるはずです。特に、新型コロナウイルス対策とした場合には1000ppm(0.1%)の次亜塩素酸ナトリウムが良いでしょう。

うちの歯医者で使ってるのはシチズンの超音波洗浄器ですが、歯ブラシが入るサイズである事、できればハイパワーのものが良いと思います。
入れ歯の洗浄にも効果を発揮します。

   

歯ブラシを紫外線で消毒

歯医者で機材を保管しておく棚には紫外線ランプが付いていて、常に機材の清潔を保つようになっています。正直言うと新型コロナウイルスに紫外線ランプが効くのかどうか確かなところは分かりませんが、歯ブラシも紫外線で除菌しておけば安心感が違います(気分的に)。

 

歯ブラシを離して保管

新型コロナウイルスの事だけで言えば、例えば僕が新型コロナウイルスに感染したとすると、僕の歯ブラシが新型コロナウイルスに汚染されていたって僕が使う分にはちっとも困らないわけです。困るのは、僕の使った歯ブラシによって他の人に新型コロナウイルスが感染する事ですので、歯ブラシを隔離すれば、僕の歯ブラシは無理に除菌しなくても良いという事です。
それを実現するには、歯ブラシを立てておくコップを分けるだけ。そんだけ。

尤も、歯磨きは毎日の事ですから、清潔な歯ブラシで気持ち良く磨ければそれに越したことはありません。
試しに今日、歯磨き粉を付ける習慣の無い人は、歯を磨く前に歯ブラシの臭いを嗅いでみてください。あと、歯を磨く前に歯ブラシを味見してみて下さい。歯磨き粉を付けて磨いた歯ブラシはミントの香りや味にマスクされて分かりませんけど、歯磨き粉を使ってない歯ブラシは無臭や無味って事は無いと思います。それって、細菌などの産生物質の味や臭いです。
気になった場合は、上述の洗浄や消毒をぜひご検討下さい。

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