イソプロパノールの使用感

スワブパッド

消毒用エタノールの代替

普段の診療では歯科衛生士が持つアルコールガーゼでセメントを詰める道具の先端を拭って貰ったり、根の治療を行うファイルという針金をネジネジにしたような道具の先端を拭って貰ったりと、要するにチマチマした使い方しかしていなかったので、診療に使う消毒用エタノールの量はたかが知れていました。ユニットの消毒や器具の消毒・滅菌はまた別の方法を摂ってますので。ストックに500mlのボトル10本あれば余裕で数ヶ月、いや半年以上保つのでゆったり構えていましたが、患者さんが触れる所をアルコール系消毒薬で拭いていくとなると使う量が変わってきます。

そんなわけで、新型コロナウイルスの所為で入手困難になっているエタノールに替えて新型コロナウイルスに対する消毒効果の変わらないイソプロパノールを導入しようと思い立ったわけです。

イソプロパノールを買ってみました
歯医者は消毒用エタノールを毎日使う仕事です。ここのところ、どこへ行っても消毒用エタノールが欠品しているので、消毒用にイソプロパノール製品を買ってみました。

おまけに、昨日届いた米の外装が汚染されてると仮定して行ったシミュレーションでは、ちょっとびっくりするほどアルコールが必要だったので、慌ててでかいサイズを追加注文しました。

消毒用品を買いに
外出を控えるというトレンドに逆らって、感染予防を目的に感染リスクの高い外出を行うってどうなの?と思いつつ、ネットショップで購入したイソプロパノールを希釈して消毒液として使う為に必要な容器等を買いに行ってきました。

イソプロパノールが到着

今回到着したのはリバテープ製薬株式会社の[スワブパッド]イソプロ という製品で、一番最初に注文したものです。

【成分・分量】
有効成分:100ml中日局イソプロパノール70ml含有
担体:不織布7cm×3.5cm(2折)
内容量:液量1.2ml 不織布1枚

個別包装されていて、中にはたっぷり70%濃度のイソプロパノールが染ませてある3.5cm角に二つ折りされた厚手の不織布が入っています。

イソプロパノールを使ってみた

 

匂い

イソプロパノールの匂いは特徴的であると各所に記載されています。どんだけ臭いんだよと、パッケージを開けて真っ先に鼻を近づけてみました。
まあ、アルコールの匂いです。エタノールと比較する明らかにアルコールの匂いが強い気がしますが、悪臭ではありません。
ちなみに、揮発した後に匂いは残りません。

揮発性

揮発しやすさについて、消毒用エタノールとの差は分かりませんでした。当然、希釈倍率によって揮発性に差が出ると思われます。つまり、70%の方が50%よりも乾きやすいという事になるでしょう。
ある程度の時間薬液が消毒の対象物に作用しててくれないと消毒の効果がありませんので、エンベロープを持つウイルスに対してイソプロパノールの消毒力は70%も50%も差が無いようですから、50%の方が作用時間を長く取れて有利かもしれません。これは、使いながら様子を見ていきます。

脱脂作用

イソプロパノールは脱脂作用が強いという話を聞きますが、消毒用エタノールとの差は良く分かりませんでした。大体、比較方法が「右手と左手の指先で触ってみる」程度の話なので、「どっちも同じぐらい指先がカサカサになりました」といった感じで、あまり参考にはなりません。

アレルギー

これはちょっと驚きました。
他の記事に書いたように僕はエタノールに対してアレルギーがあります。前腕の内側を消毒用エタノールを染み込ませたガーゼで擦ると、擦った通りに赤く盛り上がります。なので、左腕の内側はイソプロパノール、右腕の内側はエタノールで試してみたところ、見事に右腕だけ赤く盛り上がりました。
これはあくまでも、「僕はイソプロパノールではアレルギーが出ない」という話で、イソプロパノールはアレルギーを起こしにくいという事ではありませんので、誤解の無いようお願いします。
でも、同じアルコールでも違うもんなんですね、勉強になりました。
注射は嫌いですけど(されるのは)、インフルエンザのワクチンとか打って貰う時は、「腕の消毒をイソプロパノールで」とリクエストすれば良い事が分かりました。

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