イソプロパノールで新型コロナ対策2

一斗缶

新型コロナウイルス感染予防の為に消毒薬としてイソプロパノールを導入して1か月。
初めに医療用のガーゼに染み込ませてあるタイプを購入。次に工業用の2リットル、4リットルと買い足して、ついには一斗缶で16リットルを買いました。

イソプロパノールを買ってみました
歯医者は消毒用エタノールを毎日使う仕事です。ここのところ、どこへ行っても消毒用エタノールが欠品しているので、消毒用にイソプロパノール製品を買ってみました。
イソプロパノールの使用感
医療関係者でも入手困難な消毒用エタノールに替えて、新型コロナウイルスに対して同等の消毒効果のあるイソプロパノールを導入すべく注文した商品が届きましたので、取り急ぎ使用感をレポートします。
イソプロパノールでコロナ対策
新型コロナウイルス対策として入手困難な消毒用エタノールの代用にイソプロパノールを導入しました。まずは50%で使ってみた第一印象をレポートします。

新型コロナウイルスの不活化にはアルコール系の消毒薬と塩素系の消毒薬の有効性がWHOや厚労省から当初より発表されています。清拭にはアルコール系の消毒薬が使い勝手が良いのですが、エタノールおよび医療用イソプロパノールが入手困難となった現在、代替品として医療用イソプロパノールと組成が変わらない工業用イソプロパノールを使う以外に手がありませんので、うちでは主に清拭用としてイソプロパノールを活用しています。
もちろん、医療用として決められた試験を通ったものではありませんので消毒効果を謳うわけにはいかないという理由から、メーカーに問い合わせてもコロナウイルスに効くという答えは引き出せません。うちでは「効かない筈が無い」と思って使っていますが、このブログをご覧になった皆様も同様にあくまでも自己責任でお願いいたします。

イソプロパノールは案外乾くのが早い

最初は50%イソプロパノールを染み込ませた、デマの所為で品薄となっているキッチンペーパーを密封容器に入れといたものを使って、患者さんが触れたり、飛沫が飛んだり、僕が汚染された手で触ったりしたものを拭いていました。50%でも案外揮発が早く途中で紙が乾いてきちゃうので、スプレーでイソプロパノールを補給しながら拭かなければいけませんでした。

なかなか乾かないようにと思って50%にしましたが、こんな調子だったら拭いてるうちにアルコール分が揮発して濃度が低くなっちゃうじゃないの・・・と思って、スプレーボトルに入れたイソプロパノールの濃度を70%にし、それを乾いたキッチンペーパーにシュッシュしながら拭くという方法に切り替えました。

ご存知の方も多いかと思いますが、コロナウイルスやインフルエンザウイルスのようなエンベロープウイルスに対するイソプロパノールの効果は、50%でも70%でも大きく変わりません。一般的には15秒、一部の実験では10秒適用で不活化できるらしいです。
「らしい」というのは、僕が実際に実験を行って確かめたわけでないという意味です。
「濃度70%にしとけば多少気が抜けたとしても消毒力を保ってるんじゃないかな」程度のいい加減な想像です。

イソプロパノールは案外臭い

イソプロパノールって“いかにもアルコール”って臭いが結構強く、スプレーしたり拭いたりした後少しの間ですが残っています。

考え方によってはこの臭いが使いづらさの一因となっていますが、気付かぬうちに酔っぱらってるよりは良いと思いますので、「臭いが消える=空気中のアルコール分が消える」かどうか知りませんけど、とにかく、室内の空気を入れ替える事で臭いに関しても、酔っ払いに関しても、おまけに新型コロナウイルスのエアロゾルに関しても、全てが丸く収まるので、診療室内をえらい勢いで換気してます。
うちの診療室にはもともと大きな換気扇が付いていますので、窓から外気を取り込みつつ換気扇をぶん回しています。
まだ外がうすら寒い季節なので、そのままでは外と同じ気温になってしまいますから、エアコンの温度設定を3~4度上げて暖かくしています。

イソプロパノールの消費が早い

消毒用エタノールは、小器具を拭くのに使ったり手指の消毒に使ったりしています。基本的に手指は手洗いができない環境でのみアルコール消毒ですので、仕事で使う事はほとんどありません。
なので、ストックしてある消毒用エタノールはあまり減りません。一か月で500ml程度でしょうか。

一方、イソプロパノールはそこらじゅう拭きますし、マスクやメガネや白衣までシュッシュ!したり拭いたりします。
荷物が届くと親の仇のようにシュッシュ!しますが、結構な量のイソプロパノールを消費します。もうね、洗ったの?というぐらいビショビショになりますから。
結局、2リットルの原液ボトルが1か月保ちません。1か月3リットルぐらいかな?と思っています。16リットル入りの一斗缶を買い足しといて良かったです。

手荒れについて

イソプロパノールはエタノールと比べて脱脂の力が強く、手指を消毒する際は保湿を心掛けよという注意書きが散見されます。
前述の通り、仕事ではエタノールやイソプロパノールで手指を消毒する事はまずありませんが、外出中に手が洗えずに仕方なく行う事があります。他の記事にも書きましたが、僕はエタノールに対してはアレルギーがありますけどイソプロパノールに対してはアレルギーが無いようなので、イソプロパノールの毒性はエタノールのおよそ倍なのは承知していますが、外出中の手指消毒にもイソプロパノールを使用しています。

アレルギー
アレルギー性鼻炎がいつのまにか治って30年近くになりますが、最近、急に抗生剤とアルコールにアレルギーが出て困っています。アレルギーって、治ったり出たりするもんなんですね。

臭いが強めなので「アルコールで消毒したね?」とバレる恐れがありますが、手荒れに関してはエタノールとの差は感じられません。どっちみち小さいチューブのハンドクリームを持ち歩いててすぐに保湿しちゃいますので。

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