白衣の工夫

白衣

白衣を羽織る事にしました

先日は患者さんを守る為に消毒用エタノールに替えて導入したイソプロパノールで患者さんが触る場所を拭いて回るという話をしましたが、今日はすいません、自分の身を守る話です。

結論から言いますと、白衣を羽織って診療するという事にしました。

スクラブで診療

僕も歯科衛生士も上下色が揃ったスクラブとズボンで診療を行なっています。真冬でも上に何を着るわけでもなく、半袖の、真夏と変わらない格好で診療しています。

休憩や食事の時も、そのままの格好、スクラブ姿です。だっていちいち着替えるなんて面倒でできません。原密に言えばそれって不潔なんでしょうけど、平時はそれで何も問題は起きません。どこの歯医者だって大学病院だってそんなもんでしょう。

でも、ぼちぼち平時とは言えなくなってきました。

診療時には飛沫が舞っているはず

他の記事にもありますが、歯医者では水をスプレーして冷却・洗浄しながら歯を削ります。そのほとんどをバキュームという吸引装置で吸い取りはしますが、目には見えないけど吸い取り切れない飛沫も舞っているはずで、そんな中で僕たちは診療を行っています。もしも患者さんが新型コロナウイルスに感染していた場合、当然、スクラブやズボンには新型コロナウイルスを含んだ飛沫が付着しているはずです。

僕たちが新型コロナウイルスに感染した場合、僕たちから複数の患者さんに感染させる危険がありますので、まずは僕たち自身が感染を予防する必要があります。・・・この屁理屈って、どこかで聞いたと思ったら、今から30年ほど前に歯科界に医療用グローブが普及する切っ掛けとなった考え方です。30年ほど前まで歯医者達はほとんど素手で診療を行っており、その時はB型肝炎が最も大きな脅威だったので主にB型肝炎対策として少しづつ広まったという記憶があります。

白衣は診療室内限定

いちいちスクラブとズボンを着替えて休憩したり昼メシ食ったりはできませんけど、白衣を着たり脱いだりなら簡単です。

この場合、二通りの考え方ができます。

  1. 診療時に白衣を着て、脱いでからメシを食う。
  2. 診療時にはスクラブ姿で、白衣を着てメシを食う。

つまり、白衣の外側を不潔にするか内側を不潔にするかという話です。
メシ食うだけならどっちでも構わないんですけど、トイレ行く事を考えると、1を選択した方が良さそうです。
診療室を出る時は白衣を脱ぐというルールにすれば、その後はトイレに行っても医局に行っても院長室に行っても大丈夫です。

白衣の表面はマスクの表側と同じ扱いです。
脱ぐ時は当然手洗いを済ませた後ですが、脱ぐ時に必ず汚染面に触れる事になりますから、脱いだ後医局や院長室に入る前にもう一回手洗いをする必要があります。

白衣に付いた飛沫のゆくえ

医局に新型コロナウイルスを持ち込むリスクは減ったとは言え、白衣に付いた飛沫はその後どうなるの?と思いますよね。

袖が患者さんの顔に触れる事が無いようにまくって診療しますので、患者さんにウイルスを擦り付けるような事はありません。そこは普通の診察衣やスクラブと同じです。

脱いだ後にアルコールを噴霧して消毒するぐらいの事はやるかもしれません。それ以上を望む場合には患者さんの人数分の白衣か使い捨ての手術衣のようなものを患者さんごとに着替えて使う事になりますが、歯科の治療としては現実的ではありません。そんな事しなきゃいけないような事態になったら、休診にします。

※一般的にアルコール噴霧は危険かつ効果が不安定な消毒方法であると考えられています

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