穴八幡宮のお札の貼り方
穴八幡宮とは
穴八幡宮は新宿区早稲田にある神社で、平安時代から八幡神である応神天皇・仲哀天皇・神功皇后をお祀りしているらしい。
一陽来復のお札の貼り方
穴八幡宮は一陽来復のお札で有名で、金銀融通のご利益があると言われています。
頒布次期
冬至の日の5:00~21:00から翌年節分の日の9:00~17:00まで
貼る日時
冬至の24時、大晦日の24時、節分の24時。
貼る方位
恵方。今回の恵方の申酉(真西から少し南寄りの方角)に向ける。
貼る場所
柱か壁のなるべく高い所。
注意事項
方角について
方角は皆さんスマホのアプリで割り出しすようです。スマホのアプリでも方位磁石でも、実は壁際で測位すると大抵正確でない方位を示してしまいます。壁の中の鉄筋であったり釘であったり、要するに鉄に影響されるからです。
僕に穴八幡宮を勧めてくれた巫女は、方位磁石が狂う事を「超自然的な何がが邪魔をしている」と主張していましたが、僕が「あんた、そりゃ壁の中の鉄筋の影響だよ」と言ったら「あっ・・・」と絶句していました。
正確な方位を知りたい場合には、壁から離れた方が良いようです。
巫女から穴八幡宮を勧められた経緯は下をご覧下さい。

時刻について
まず、日時について注意が必要なのが、夜中の12時とかって曖昧な記述が多い事です。穴八幡宮から貰うマニュアルにもそう書いてある所為でしょうか、あちこちのサイトにも夜中の12時と書いてあります。これによって節分の日になる夜中、つまり2月2日の24時、2月3日の0時に貼っちゃいそうになっちゃいます。
節分とは、春分の日の前日です。季節の変わる瞬間に貼るわけですので、節分の日の24時今年なら2月3日と4日の境い目です。
考察
考察なのであくまでも僕の考えに過ぎない事を、あらかじめご了承下さい。
貼る方位と時間ですが、皆さん結構苦労なさるようです。
既述のように超自然的な何かに邪魔される事もあるでしょうし、iPhoneの時計は秒が表示されませんので
24時ピッタリに貼る為には目覚まし機能を使うとか、方角にしても時刻にしても正確を真面目に目指すと結構大変で疲れます。
いつも両面テープで貼ります。時刻は目覚まし機能を使って音を頼りにしますが、ピッタリの方角に一発で貼れたためしが無く、結局、ちょいと動かしたりズラしたりで、ピッタリの時刻に貼れたためしがありません。
でもね、考えてみて下さい。このお札ができたのは江戸時代です。その頃はもちろんスマホどころかコンパクトで正確な方位磁石を庶民が持っていたとは考えにくいでしょう?時刻にしても同様です。せいぜい近くの寺の鐘の音ぐらいしか頼るものがなく、その鐘だって正確だったとは思えません。
つまり、ある程度の誤差は許されて当然だろうと思うわけです。但し、ベストは尽す必要はあるでしょう。最初からいい加減でいいやと思ってる人にご利益は期待できないでしょう。「頑張ったんだけど多少ズレちゃった」ぐらいなら誤差の内じゃないでしょうか。